あおぞらひろばの前身のお話から始まります。
16年前、ベビー教室kokoneという屋号を戸田市に掲げ、数年後にkokoneを卒業した保護者様とご成長されたお子様に再び会える場としてkokoカフェという親子クッキングとワークショップを立ち上げ、そして0歳から100歳までを共に過ごしたいという思いから薬膳料理教室も開講しました。
ベビー教室についてはどんな状況下でも休むことなく継続していましたが、食にかかる事業は調理スペースそのものが閉鎖。コロナ渦に飲み込まれ4年以上凍結するとは当時は全く思ってもいませんでしたが、頃同じくわたくし自身が持病を再発し体調を崩してしまい、kokoカフェについては何もできないまま時間ばかり過ぎてしまいました。
本当にごめんなさい。
でも、わたしはなかなか再開できないkokoカフェや薬膳料理教室を忘れたことは一度もありませんでした。
kokoカフェで講師をしてくださっていた方々はそれぞれにご自身の活動の場を広げ、大きく羽ばたいていきました。
そんな中、わたくしは、16年のベビー教室やkokoカフェで過ごした時間、子育ての初動とは何か、そして子育て支援の解とは何なのかを探すため、ある自治体の職員となり、地域子育て支援センターの専任職員になりました。
実践援助の経験を積み重ねてていく中で、支援員と親和性の高い居宅訪問保育に関心が高まり、現在はフリーランスでベビーシッター事業も行っています。
そしてわたくしが出した子育て支援の解がこの動画に収められています。
誰も置いて行かない
この言葉を具現化した一つの結論が
あおぞらひろばkokoneです。
予定では曜日固定で月に1回で開所、そこにはお子様向けまたは保護者様向けの何かのワークショップがあり、そして費用や自身の身体の兼ね合いから、今までなかなか実現できなかったお子様達と保護者様が自由に無料で遊べるひろば機能を付けて運営することにしました。
自治体から補助金を頂くことは考えておりません。全て自己資金、自己責任でやったほうが、結果すべてを包括し、自由に誰でも気軽に来れる場所を作れると思ったからです。
誰にも言えない鉛のような重い心を置いていく場として
一人散歩しながら行き先もなく歩き続ける休憩所として
ちょっとだけ誰かに抱っこしてほしい
誰かと話したい
言葉にできない「助けて」をキャッチアップする場所になれたら嬉しいです。
あおぞらひろばは、子ども達が自由におもちゃで遊び、保護者様がその場にいるみんなでおしゃべりをしながら楽しく過ごす場所です。
まずは1年限定で12回開所実施する予定です。
最後になりましたが、kokoneとkokoカフェ、そしてわたくしを十数年という長きに渡り、応援や支援をしてくださっております地域の皆様、本当にありがとうございます。
わたしは助けてと言えない人なので、何でも一人でやってしまうのですが、皆様の温かく優しい思いやりという見えない心の手が見えていて、いつも感謝しています。
西川口のひろばは、テラス席もあり、ログハウスもあり、とても素敵な場所なので、ぜひ皆様にもお立ち寄り頂きたいです。下前のひろばは室内で、ガラス張りのダンススタジオで大きさもあるので思いっきり走ったり遊んだりできます。
最初のうちは誰も来なくて一人ぼっちでいると思うので、お子さん大きくなった保護者様もぜひお一人様で遊びに来てください。
わたくしの過去現在の運営実績などはママの子育てノートにまとめておりますので、どうぞご覧ください。
あおぞらひろばkokone
益子めぐみ